[convinceとpersuade] 違いをわかりやすく解説!
目次
初心者専門の英語コーチが解説します!
今回はレッスンでご質問を頂いた
convinceとpersuadeの使い分け
について。
ご質問の内容は
convinceとpersuade
両方とも日本語では「納得させる」ですが
何か違いはあるのですか?
というもの。
こんな時頼りになるのは
辞書です。
英英辞書で調べることをオススメします。
時間はかかりますが、やはり自分で調べると
記憶に残りますよね。
以下、Cambridge Dictionaryからの引用です。
1. convince
to make someone believe that something is true
2. persuade
① to make someone agree to do something by talking to them a lot about it
② to make someone believe that something is true
ということで
convince とpersuade②の意味は同じ。
いずれもmakeという動詞を使って説明してあります。
makeは「〜させる」という意味で
make+O(目的語)+動詞の原形〜
:Oに〜させる
という使い方をします。
それぞれどんな意味なのか
見てみましょう。
3. 共通する意味は?
2つの語に共通するこちら⇩の意味は
to make someone believe that something is true
誰か(someone)に
何か(something)が本当だ(true)と
信じさせる(believe)こと。
つまり
「納得させる」ということ。
Cambridge Dictionaryに掲載されている例文を見てみましょう。
He tried to convince me that I needed a new car.
彼は、私には新しい車が必要だと納得させようとした。
You won’t be able to persuade him that you’re innocent.
彼に、あなたが無罪だと納得させることはできないだろう。
persuadeの例文では
persuade + O(目的語)+ that(接続詞:〜ということを)+S’+V’〜
(Oに〜であることを納得させる)
という語順で文を組み立てています。
thatは接続詞なので後ろには
/
主語+動詞で始まる文
\
が続きます。
次に
4. persuadeだけが持つ意味は?
を見てみましょう。
to make someone agree to do something by talking to them a lot about it
それについて
たくさん話すことによって ( by talking to them a lot about it )
誰か(someone)に
何かをする( do something )ことに
同意させる( agree to )こと
とあります。
直訳するとややこしい話ですが
要するに
何かをするように説得する
ということですね。
「何かをするように同意させる」わけですから
何か具体的な行動をさせたいのです。
Cambridge Dictionaryの例文を見てみましょう。
We managed to persuade him to come with us
私たちは一緒に来るように彼を説得しようとした。
「私たちと一緒に来る」
という具体的な行動を起こすように
彼を説得したのですね。
以上、違いがお分かりいただけたでしょうか。
お話はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。
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