英語の前置詞が聞き取れないのはなぜ?解消法は?
目次
前置詞が聞き取れない!
at,with,onなどの前置詞は
発音はとても簡単なのに
リスニングではなぜか
この前置詞が聞き取れない!
そんな経験はありませんか?
前置詞が聞き取れないのはなぜ?
そして聞き取れるようになるコツは?
英語発音指導士®️の資格を持つ
英会話初心者の方専門のコーチが
わかりやすくお話します!
前置詞が聞き取れない理由
前置詞は簡単な語だから
聞き取れるはずなのに
なぜか聞き取れない・・・
その理由は?
聞き取れない理由①はっきり発音していない
英語では日本語と異なり
名詞や動詞などの重要な語は
相手によく伝わるよう
強くはっきりと発音しますが
前置詞のように重要度の低い語は
弱く、あいまいに発音することが多くなります。
ですから名詞や動詞といった
相手に特に伝えたい語に比べると
前置詞は聞き取りにくくて当然なのです。
他の重要な語に埋もれて聞き取りにくい・・・
ということになるのですね。
短い英文で考えてみましょう。
例1 Don’t sit on the grass.
芝生に座らないでください。
他の語に比べて前置詞のonやtheは
弱く、あいまいに発音しています。
無意識にそうなるのです。
例2 She did a day trip at the end of summer.
彼は夏の終わりに日帰り旅行をした。
endやsummerといった名詞と比べると
前置詞のatとofはやはり重要度が低いので
弱くあいまいに、時間もかけずに発音します。
聞き取れない理由②前後の音の影響で音が変わる
前置詞は
はっきり発音していないことに加えて
前後の音の影響を受けて
音が変化したり脱落したりします。
文字で見るのと音で聞くのとでは
全く別のものになるということが
英語ではよくあることなのです。
たとえば、先ほどの例文の
at the end of
というフレーズで考えてみましょう。
前置詞at
語尾のtをはっきり発音する必要はありません。
カタカナで表すと
という音になり、すぐに次のtheの音に移行します。
前置詞of
直前のendの最後のdの音と
ofの最初のoの音がくっつき
do「ド」という音に変化します。
という音になります。
前置詞を聞き取れるようになるには?
聞き取れるようになる方法は
もちろんありますのでご心配なく。
魔法のように一瞬で!
とはいきませんが
地道に練習していけば
必ず聞き取れるようになります。
それは
英語話者が発音するように
音を真似て発音の練習をする
ことです。
聞き取れないところがあれば
その部分を取り出して
お手本通りに
ゆっくりから何度も練習する
のです。
例えば、先ほどの
at the end ofというフレーズを
ゆっくり3回練習してみましょう。
① at the を3回練習してみよう!
② end of を3回練習してみよう!
③ at the end of summerを3回練習してみよう!
前置詞は弱く読んでいることや
音の変化があるということを意識して
1語1語文字通りにに読むのではなく
お手本の音の通りに
読む練習をしてみてくださいね。
音声の再生速度を調節できる音源があれば
ゆっくりの速度から聞いて練習なさって下さい。
you tubeも音声スピードを調整できますよね。
また、お手本となるような人が身近にいるのであれば
その方にお願いして一緒に練習してみてもらうのも良いですね。
そうして音のパターンが頭の中に定着すれば
その同じパターンの音を聞いた時
あなたの脳は正しく認識してくれます!
こちらの動画もご参考に⬇️
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
英語発音指導士®️(40代女性)が主催する
英会話初心者の方専門の教室のご紹介です。
「はじめて英語が楽しいと思えた!」と
初心者の方に好評でです。
随時、体験レッスンを行っています。
どうぞお気軽にお申し込みください。⬇️
無料体験レッスン(対面・オンライン)受講者募集中
[体験レッスンの内容]
①困っておられることや目標などについてのヒアリング
②これまでの英語との関わりや学習歴などについてのヒアリング
③レッスン内容のご提案
④ミニレッスン