英語発音指導士®️が発音の解説をします。

今回は

personalityの発音

です。

意味は

個性、正確、強烈な個性、有名人、タレント

などです。

日本語でも「パーソナリティー」

と使いますよね。

さて、この単語

英語ではどのように発音するのでしょうか？

発音記号からわかること

発音がわからない！

アクセントの位置がわからない！

そんな時はまず、辞書を調べて

発音記号を見てください。

色々なことがわかります。

personalityを辞書で調べてみると

発音記号は

/pə̀ːrsənǽləti /

と表記されています。

この発音記号からわかることは

この３つです。

ひとつずつ見てみましょう。

①アクセントの位置は２箇所

/pə̀ːrsənǽləti /

アクセント記号は母音についています。

[ ´ ]が第一アクセントで一番強く

[｀]が第二アクセントで二番目に強く読みます。

第二アクセントはあまり意識しなくても大丈夫です。

第一アクセントが最も相手によく伝わるように発音します。

/pə̀ːrsənǽləti /

この発音記号から

一番強く読むのは赤字の

/nǽ/の音であることがわかります。

２番目に強く読むのは青字の

/pə̀/の音。

アクセントの位置はとても重要です。

ここを間違えると相手に伝わりにくくなります。

一番重要なのは

この単語では/nǽ/が目立つように読むことです。

②第一アクセントの母音は/ǽ/

第一アクセントの母音の発音記号は

/ǽ/

となっています。

この記号は中心に線を引くと

左がa、右がeとなっていますよね。

こと音はaとeがひとつになった音。

唇を両端に引っ張って

「え」の口の形を作り

「あ」の音を出してみてください。

「え」と「あ」の間の音になります。

日本語にない音なので難しいですが

何度か練習してみてください。

appleやcatなどのお馴染みの単語の

aの部分がこの発音です。

③曖昧な母音/ə/が３箇所

アクセントがある音と対比して

アクセントのない音は弱く

時間をかけずにサラッと発音します。

/ə/の音は

口をほとんど開けず

ほぼ閉じた状態で

弱く「あ」と発音してみてください

「あ」のような「う」のような「お」のような、

とても曖昧な音になります。

この音が３箇所もありますね。

アクセントのある音と違いがわかるように

メリハリをつけて発音すると良いです。

音節

personalityを辞書でひくと

発音記号/pə̀ːrsənǽləti /の他に

もうひとつわかることがあります。

それは音節（母音を中心にした音のまとまり）です。

黒い点のついているところが音節の切れ目です。

英語では文字の数と音の数は一致しません。

per・son・al・i・ty

この単語は

５音節、５つの音で構成されていることが

わかります。

発音記号と音節

この２つを少しだけ意識するようにすると

英語の発音がぐっとわかりやすくなります。

読んでみましょう！

５つの音から成ることがわかったので

１音節ずつゆっくり読んでみたいと思います。

第一アクセントǽの音以外は

曖昧な音なので

口をほとんど閉じて発音してみましょう。

音節ごとに読んだ後でつなげて読みます。

いかがでしょうか？

アクセントのある音と

アクセントのない曖昧な音を

メリハリつけて発音してみてくださいね！

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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