[英語を話せるようになるには]なぜ話せない?どうすれば話せる?

英語を話せるようになりたい。

 

だけど

 

英語が苦手で全くわからない。

英語を勉強する時間もない。

新しいことがなかなか覚えられない。

どうすれば英語を話せるようになるのかわからない。

 

あるいは

 

今までこつこつと英語を勉強し

英検やTOEICなどの試験を受け

英会話レッスン、さらには留学もしてみたけれど

結局、思うように英語を話せるようにならない。

 

 

そんなお悩みを抱えるみなさんに

 

英会話初心者専門の英会話コーチが

 

英語を話せるようになるには

結局どうすれば良いのか?

 

という問題について

お話してみたいと思います。

 

英語の習得は簡単ではない

日本語は孤立言語

そもそも前提として

日本人が英語、そして英語に限らず

外国語をマスターするということは

とても難しいことだと思います。

 

日本語を孤立言語ととらえる見方も

あるようですが

 

日本人が外国語を身につけることは

むずかしくて当然のこと。

 

中国語や韓国語、トルコ語など

日本語と文字や語順の面で共通項のあるものは

比較的学びやすいと思います。

 

ですが

英語など、日本語と共通項のない言語となると

自由に使えるレベルにまで達することは

そう簡単なことではありません。

 

あるハンガリーの姉妹のお話

以前、ハンガリーの方と

お話をする機会があったのですが

 

ハンガリー語は

語法や文法構造が他と大きく異なっており

「世界中のどの言語とも違う」ため

外国語習得でとても苦労するのだそうです。

 

日本語と似ていますね。

 

ですがそのハンガリーの姉妹は

英語はもちろんのこと

フランス語、スペイン語またはポルトガル語がとても堪能。

 

なぜそれが可能なのかといいますと

 

外国語をマスターして人生を切り開いて欲しい。

ひとつ外国語をマスターすれば

そこからまた別の言語を身につけることが容易になる

だからまずは何かひとつ外国語を。

 

というご両親の願いのもと

高校はハンガリーのフランス語学校に進学し

フランス語漬けの日々を過ごしたのです。

 

さらに高校卒業後、姉妹はそれぞれ

ブラジル、アルゼンチンの一般家庭に1年間ホームステイ。

 

そして、ハンガリー、フランスの大学に進学。

 

外国語を身ににつけるというのは

基本的に、それくらいの時間をかけなければ

難しいということなのだと思います。

 

ですから、

「〇〇するだけでスラスラ英語が口から出てくる!」

といったお話とは違うと思うのです。

そして簡単に話せるようにはならない

ヨーロッパの非英語圏の方で英語が堪能な方に

どのようにして英語を身につけたのかを聞いてみますと

 

たとえば

オランダやスウェーデンなどでは

 

テレビのアニメ番組などを

英語のまま放送していたりすることもあり

 

日常生活の中で英語に触れているので

英語をマスターすることはさほど難しくないのだそうです。

 

また、学生時代にイギリスなど英語圏の国の家庭に

ベビーシッターなどとして1年間ホームステイをしたり

語学留学を経験したり、

といったお話もよく聞きます。

 

また、私の周りで英語が堪能な日本人の方も

語学留学はしていないとしても

かなりの時間をかけて努力をされています。

 

1年くらい英語圏で過ごしてみるとか

さきほどハンガリーの姉妹のように

高校3年間分に匹敵するだけの時間を

英語漬けで過ごすくらいの必要があるのです。

 

ですが現実問題として

日本にいる大人の方がホームステイや留学を、

というのはそう簡単ではないですよね。

 

日本で仕事をしながら

英語学習に時間をかけるのも難しい。

 

ですからやっぱり英語をマスターすること

現実問題とても厳しい。

 

ということで諦めましょう。

 

 

いえいえ!

ちがいます!

やっぱりそうはなってはいけない。

 

英語を使えるか使えないかは

色々な面で大きな違いを生むと思うのです。

 

 

 

そして、英語は勉強するためのものではなく

使ってはじめて意味があるもの。

 

やりたいことをやり

行きたいところに行き

会いたい人に会うためのもの。

 

 

情報をつかみ

視野を広げるためのもの。

 

そのために1日でもはやく

英語を使えるようになったほうが

やはり良いと思います。

 

とういうことで、

ここからは、英語を使えるようになるには

一体どうすれば良いのか?を

いっしょに探っていきましょう。

 

なぜ英語が使えないのか

以前、日本を旅行中の

あるイギリス人の高校生の男の子と

お話したときのこと。

 

いろいろな話の中で

「なぜ日本人が英語が使えないのか

電車の中で日本人を観察していて気がついた。」

と、彼が言うのです。

 

一体どんなことに気がついたのだと思いますか。

 

それは

 

スマートフォンで日本語のものしか見ていないから。」

 

ということ。

 

わたしたちは、ふだんの生活の中で

日本語のものにしか触れていない。

 

だから使えるようにならなくて当たり前だと

彼は感じたのです。

 

みなさんは彼のように考えたことはありますか?

 

使わないから使えない。

 

言われてみれば当然ですよね。

 

このことからわかるのは

 

日本にいる限り

何もしなければ英語を使う場面はほぼゼロ。

 

使う場面がないまま

英語の勉強だけをしていても

英語は使えるようにならない。

 

であるならば

英語を使う環境を自分で作れば良い

 

ということだと思います。

 

もっと英語を使おう

英語を使おうと言われても

一体どうやって?

と思いますよね。

 

たとえば、さきほどのお話に出てきた

スマートフォン。

 

スマートフォンやパソコンで

youtubeやInstagramなどSNSを

日常的に見ているのであれば

英語のものを1つで良いのでフォローしてみてください。

 

ニュースや、料理、ファッション、スポーツ、動物関係など。

興味のある分野のものなら何でもよいと思います。

 

記事の全てを読まなくてもタイトルだけでも良いのです。

ぜひ、声に出して読んでみてください。

英語を口から出す経験がないから話せないのです。

 

毎日少しでも良いので

英語を口から出すようにしてみてください。

 

余裕があればコメントに目を通してみましょう。

それらを真似してひとことだけでも投稿してみる。

 

そうしてただ勉強するだけだった英語を

使うものとして意識を変えてみてください

 

アプリもBBCなどの海外ニュースや

海外のファッション関係や料理、スポーツなど

今日にのある分野の英語のものを入れて

毎日、目を通す

 

意識して探せばいくらでもあります。

 

当然わからない単語もたくさんあるかと思いますが

わからなくても推測して読むか

もしくは調べるなどして語彙を増やしていくと良いですね。

 

この他にも

 

英語を話すお友達をつくる。

ランゲージエクスチェンジ(お互いの言語を教え合う)や

月に1回だけでも良いのでオンライン英会話レッスンを受ける。

 

などなど

英語を話す機会をつくれないか探ってみましょう。

 

また、音楽も英語のものを聞く。

映画なども英語音声で視聴する。

NHKニュースは副音声英語で見る。

(夜7時と9時のニュースは英語音声があります)

スマートフォンの言語設定を英語にする。

 

頭の中で英語でひとり言を言う。

歩きながら目に映るものを英語で描写する。

英語日記をつける。

家族や友人で英語を話せる人がいれば

少しだけでも英語で話してみる。

 

誰かと英語で話したり、

相手がいなければ一人でもできることは

結構あります。

 

そんなに大袈裟なことではなくて良いのです。

 

地味ですがたとえば

鏡の自分に向かって英語で話しかけて

一人二役で会話をするなどでも良いかもしれませんね。

 

何かできることはないか

工夫してみてください。

やっぱり英語の勉強は必要

 

地道にこつこつと

それらの英語活動を支えてくれるのは

英語を地道に勉強していくことです。

 

英語のルールや表現が頭に入っていないのに

英語を使えるのかというと

それはやはり無理な話。

 

勉強という言葉が苦手な方は

トレーニングなどの言葉に置き換えてください。

 

自分の例でいうと

今、ベーシックな英語であれば

不自由なく使うことができています。

 

そのベースは

地道に英語を勉強してきたことにあります。

 

中学高校時代の受験勉強。

大人になってからのTOEIC対策など。

 

それに加えて仕事で英語を使うことが

多かったこと。

 

ちなみに

勉強だけをしていて話せるのか?

というと、話せると思います。

 

ですから

話す機会がない方や

人見知りで難しいなという方は

 

あまり無理をせずに

とりあえず勉強だけを続けていく

というのでも良いでしょう。

 

ただ、英語を使う機会が増えれば増えるほど

幅広い表現が使えるようになったり

使うことに慣れたりするなど

プラス面がどんどん増えていきますので

 

いずれは英語を使う機会を作って

チャレンジしてみてください。

 

英語を話す機会が増えると

 

当たり前のことですが

外国の方も中身は同じ人間で自分とそう変わらない

 

ということがだんだんわかってくるので

外国の方と話すのも平気になってきます。

 

勉強の仕方は?

 

 

これは、さまざまなやり方があり

どんな方法で進めることが合っているのかは

人それぞれ。

 

ある人には良くても自分には合わなかった

ということも当然あると思います。

 

自分に合った方法を探っていくことが必要です。

自分に合っているというのは

自分ひとりでも続けていける

ということです。

 

語学に必要なのは

続けていけるかどうか

 

大半の方にとっては

英語が話せるかどうかは死活問題ではないので

なんとなく話せるようになりたいと思ってはいても

もともと優先順位が低く

モチベーションを保ち継続していくことが

むずかしい。

 

方法は、今いろいろな方が紹介している方法

どれをとってみても良いものだと思いますし

継続していけば効果があるはずです。

 

内容よりも

継続できる仕組みを自分で作ること

意識を向けてみてください。

 

慣れるということ

仕事で英語を使う機会があるなど

外国の方と英語で話す機会がある人ならば

 

徐々に外国の人という存在に慣れ

外国の人と話すということに慣れていきます。

 

表現のパターンがわかるようになりますし

 

慣れることにより

外国の人と英語で話すということが

特別なことではなくなり

話す時の緊張や不安などがなくなっていきます。

 

ですから慣れるということも

とても大切なことです。

 

まわりに英語を話す人がいないのであれば

英会話サークルや教室、オンライン英会話などで

英語を話す機会を作るのも良いですね。

 

 

目標設定を

今のご自分の現状と

何を目標にするかによりますが

 

たとえば

英語は全くわからない人で

海外旅行で簡単なやりとりができるようになりたい、

 

というのであれば

 

とりあえず中学1年生レベルだけで良いのです。

 

中学1年生レベルの文を作って人に伝えられる様になる。

中学1年生の内容が使えれば簡単なやりとりは可能です。

 

ご自分の状況に合わせて

あまり背伸びをせず

目標設定をしてみてください。

 

自分の状況からかけ離れたことを目標にしても良いですが

それはかなりの時間がかかることであり

途中で挫折する可能性が高い。

 

ですから最初は

少しがんばれば手が届く範囲の目標設定が良いでしょう。

 

その目標をクリアできたら

目標を少し高いものに設定して

それをクリアする。

 

自由に使えるようになるまで

その繰り返しです。

 

今の英語力でアウトプットしていく

英語の勉強はしながら

でも勉強だけではなく

どんどん使っていくと良いです。

 

最低限中1の英語をマスターできているのなら

勉強と並行として

英語を使ってみてください。

 

メンタルブロックを外す

英語を使う時の妨げになるのが

気持ちの問題です。

 

英語が苦手な方に多いのが

英語を間違えてはいけないという

心理的ブロックが強すぎる

 

・ベーシックな英語なら本当は話すことができるのに

極端に英語に自信がないため使おうとしない

 

英語を完璧に理解できてから使おうする

 

といったこと。

 

これらを取っ払ってしまえる人は

上達が早い。

 

 

逆にいつまでも縛られている人は

本当に一生英語が使えないままかもしれません。

 

正確でなくてもよい

半分伝われば良い

 

くらいの楽な気持ちで

英語を使えるようになると良いのです。

 

語学留学に行った方からよく聞く話ですが

 

日本人よりも間違いが多いにも関わらず

他国から語学留学に行った方々は

自信満々で堂々と英語を話しているそうです。

 

英語は日本語とかけ離れた言語であり

その英語を、私たち日本人が

多少なりとも英語が話せるということに

もっと自信を持ってよいと思います。

 

少しでも話せるのならば

嘘でも良いので自信を持ってみてください。

 

英語は使わなければ意味がないので

 

いつまでも自信がないないと言っていたのでは

本当に一生英語を使うことはできません。

 

今の自分の英語力で良い

英語力に自信がついてから

いわゆる「ペラペラ」になってから英語を使おうとすると

それは、一生待っていても

たどりつけないかもしれません。

それくらい大変です。

 

そこまでのレベルを目指すのではなくて

今の自分の英語力でもう足りている、十分だと考えて

英語を使っていく方が良いです。

 

簡単な日本語に落とし込む

それから英語を話す時によくあるパターンが

 

日本語で思い浮かんだことを

そのまま英語に訳そうとする。

そうすると、単語や表現の仕方が思い浮かばず

そこでストップしてしまう。

 

というもの。

 

私たちの頭の中には

今まで生きてきた何十年分かの

日本語の語彙が大量にストックされていますので

 

ありとあらゆる事象や感情などを

日本語で自由自在に表現することができますが

 

これをそのまま英語に置き換えるのは無理があります。

 

英語の語彙レベルは、まだ幼児から小、中学生レベルの方が

大半なのではないかと思います。

 

英語を使うときはまず

簡単な日本語に落としこんで

平易な表現に常に変換しながら英語を使っていく

 

たとえば、先日のレッスンの中で出てきたのですが

「私はそれを何度も繰り返した。」

と英語で言いたい。

 

だけど「繰り返した」という表現がとっさに出てこない。

こんな時、どうすれば良いと思いますか?

 

「繰り返した(repeated)」を「した(did)」に置き換えてもみましょう。

 

「私はそれを何度もした。」

I did that many times.

これで良いわけです。

中学1年生の英語です。

 

英語の学習が進み、語彙力が上がれば

英語での表現力も上がっていきますが

 

今の自分の英語力で

英文を組み立てていけばで良いのです。

 

平易な英語であっても相手に伝われば

それで十分です。

 

何も言わないよりも

何かを発して相手に伝わることの方が大切です。

 

カタカナ発音でも大丈夫?

また、発音については

正確な発音ができる方が良いですが

カタカナ寄りの発音であっても

伝わる範囲内の音であれば通じます。

 

発音は徐々に身につけていけば良いと思います。

 

学習のスタートの時点から

必ず音声とセットで

発音やリズムなどを意識しながら進めるべきですが

 

音の習得のスピードは人それぞれで

英語のレベルに関わらず

すぐに身に付くひともいますし

時間のかかる人もいます。

 

あまりあせらず、少しずつで良いと思います。

 

どうも自分の発音では通じないな、

と壁にぶつかることもあるかと思いますが

その時に直していけば良いのです。

 

発音のルールも1000も2000もあるわけではないので

大丈夫です。

 

発音よりも大切なのは何を話すのかということ、

そして

相手に何を質問するのかということです。

 

話す中身が大切

英語の勉強を続けていくことは大切ですが

さらに大切なのは話す中身。

 

自分のことを語れるかどうか

 

私は仕事柄、外国の方と話す機会が多くあるのですが

若い方でも自分自身のこと、家族のこと、友人のこと

または自分の国の文化や政治、歴史など

たくさんのことをかなり詳しく語ってくれます。

 

英語を学ぶことよりさらに重要なのは

自分のことや身近な人のこと、

あるいは日本の文化や歴史などについて

相手に語れるかどうかがだと思います。

 

自分のことを話すのは苦手で

慣れていない、という方も

 

外国の方と話す時は

積極的に話してみた方が良いです。

 

自分の話なんてたいしたことはないと

思われるかもしれませんが

他人からするとそんなことはありません。

 

例えば、自分の好きなことや家族のことなど

身近なことについて

まずはそれを日本語で長く語れるかどうか?

 

自分の住んでいる地域、あるいは日本全体の

文化や歴史などについて日本語で語れるかどうか?

 

外国の方と話をしたいというのであれば

色々なことに関心を持ち、知識を広げておくことは

ほんとうに重要なことだと痛感しています。

 

相手や相手の国に関心を持っているか?

また、相手のことや

相手の国のことに関心を持つことも

当然、とても重要なこと。

 

これはふだん、誰かと日本語で話す時と全く同じですよね。

 

最初にお話ししたハンガリーの方が

うちに来てくださった時のことですが

 

私はハンガリーという国のことについて

ほとんど無知でしたので

図書館でハンガリーの歴史の本を借りていたのです。

 

そのハンガリーの本を見せると

とても驚き、そしてとても喜んでおられました。

 

私たちも外国の方が

日本のことに興味を持ち

 

日本のこういうところが好きだ

日本人のこういうところが素晴らしい

日本の食べ物では〇〇がとても美味しかった

 

などと言ってくれるととても嬉しいですよね。

まとめ

以上、

なぜ英語が話せないのか?

どうすれば話せるようになるのか?

 

ということについて

様々な視点から考えてみました。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございました。

 

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