洋楽で発音練習をする時のコツ!

 

好きな英語の曲が聞き取れたり

歌えるようになると嬉しいですし、

何よりとても楽しいですよね。

 

さらに、大好きな曲を

聞いたり歌ったりしながら

 

発音が良くなったり

リスニング力が上がれば

一石二鳥ですよね。

 

そのためには

 

ただ何となく

聞いたり歌ったりするのではなく

あること

に少しで良いので

気をつけるようにしてみてください。

 

そのあることとは何か?

英語発音指導士®️が

解説します!

 

 

音節と韻

何に気を付けると良いか?

これは色々とありますが

 

その中でも

 

音節と韻

 

に気を付けると良いです。

 

’音節’とは何か?

音節とは

母音(あ、い、う、え、お、あい、あう、えい、おい、おう、あー、うー、おー

を中心にした

音のまとまりのことです。

 

母音が1つの単語→1音節

(all, hard,we,thisなど)

 

母音が2つの単語→2音節

(Christmas.apart,travelなど)

 

というふうになります。

 

そしてなぜ

洋楽を聞いたり練習したりするときに

音節がとても重要なのか?

 

それは

ひとつの音節が

ひとつの音符に乗っているから

です。

 

このことを知っていると

聞き取りや歌うことが

とても楽になります。

 

実際の曲で見てみましょう。

Chrsitmas Is Here

イギリスの’COLLABRO’の

‘Christmas Is Here’という曲の

歌詞で見てみたいと思います。

 

黒い文字の単語は1音節(母音が1つ)

赤い文字の単語は2音節(母音が2つ)

です。

 

2音節の語については

わかりやすくするために

音節の切れ目に

ハイフン(ー)を入れてみました。

 

We all know this year’s been hard

With too much time spent a-part

So let the good times start

Coz Christ-mas is here, you know

 

I see the snow fall down

As I tra-vel home-ward bound

I feel the love all a-round

Yes Christ-mas is here, you know

 

The church bells are ring-ing out

The choirs are sing-ing loud

We’ve wait-ed all year

To bring loved ones near

Christ-mas is here

ご覧のように、1音節の語がほとんどです。

 

2音節以上の語は聞き取りやすい!

次に

音節と音符の関係

を考えてみましょう。

さきほど申しましたように

 

1音節の語は1つの音符

乗っています。

 

ということは・・・

 

2音節の語は2つの音♩♩に分かれている

      ⇩

とても聞き取りやすい

 

のです。

 

例えば

 

‘Christ-mas’という2音節の語は

’Christ’(クリス)が1つの音符♩に

‘mas’(マス)はその隣の別の音符♩に。

 

 

3音節の語になると

3つの音に分散しているので

さらに聞き取りやすくなります。

 

1音節の語は聞き取りにくい?

ということは結局

 

聞き取りにくいのは1音節の語♩

 

であることが多いんです。

 

これを解消するには

練習です!

 

1音節の語を

1拍で読む練習

 

に是非、挑戦してみてください。

 

なぜ練習が必要?

例えばsnowのように、

1音節で

音は1つしかないのに

 

日本語で「スノー」と

3つの音で言うときと同じ感覚で

 

英語でsnowと言う時に

3つの音で

読んでいることは

とても多いです。

 

他にも

1音節の語について

カタカナで使っている語や

文字数が多い1音節の語を

 

1拍で読むことが

とても難しいのです。

 

練習してみましょう

ということで

早速練習してみましょう!

 

手を叩いたり、膝を叩いたりしながら

練習してみるも良いと思います。

 

Christmas is here’の曲のはじめの歌詞では

‘apart’以外は全て1音節です。

 

この歌詞を

等間隔で、手を叩きながら

読んでみましょう。

 

We all know this year’s been hard

👏 👏 👏 👏  👏  👏     👏

With too much time spent a-part

 👏    👏   👏  👏     👏    👏 👏

 

文字の数は

2つ(we)、3つ(all)、4つ(with)、5つ(year’s)

とバラバラですが

 

どれも1音節なので1つの音

音の長さはほぼ同じ。

allは1音節

例えば’all’という単語。

 

これはふだん、カタカナでも使っていますよね。

日本語では伸ばしの’ー’も一拍と感じるので

カタカナで「オール」は3つ音になりますが

 

英語では’all’は

母音が「オー」の1つだけなので

1音節。

 

1音節の語なのに私たちは

2つ、3つと音があるように

感じてしまうので

 

英語で読んだときに

音の長さのギャップが生じるのですね。

 

ぜひ、何度かゆっくり読んでみてから

曲を聞いてみてください。

 

きっと聞き取りやすくなっているはずです。

 

‘韻’とは?

続いて

‘韻’のお話です。

 

韻を踏む、ライムを踏む

ということを聞かれたことがあると思います。

 

歌の歌詞や詞など

フレーズの終わりなどの音を揃えて

リズムを作るのですね。

今回の曲でも

韻を踏んでいる箇所がたくさんあります。

 

ちょっと探してみてくださいね。

いくつみつかるでしょうか?

 

まず、はじめの部分。

We all know this year’s been hard

With too much time spent apart

So let the good times start

 

正解は

hard apart start

青い字の部分が「あー」と伸ばす音になっていますね。

 

続いてこちら。

 

I see the snow fall down

As I travel homeward bound

I feel the love all around

 

こちらは

snow home「おう

down bound around「あうん

see feel「いー

と3つ。

 

母音が揃っていて

聞き取りやすい部分です。

 

韻を踏んでいる部分にも是非

注目してみてください。

 

せっかくなのでこちらも

練習してみましょう🎶

 

hard apart start

snow home

down bound around

see feel

 

いかがでしょうか?

これも何度か練習してから

曲を聴いてみてくださいね。

 

これからは

音節と韻を意識して

英語の歌を聞いたり

歌ったりしてみてください。

 

聞き取りにくい箇所があれば

音節はどうなっているのか?

(辞書を見ると、音節も表記してあるます)

また、韻を踏んでいるところはないか?

 

など。

 

少し意識をするだけで

発音やリズムが良くなり

 

英語の歌をもっと

楽しめるようになる思います。

 

本日のお話は以上です。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

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