英語の発音がキレイになる秘密③
目次
こんにちは。
初心者の方専門の英語講師 森川マチコです。
英語の発音について、前回の続編です。
以前の投稿「英語の発音がキレイになる秘密①」で
個々の音をいくつかマスターすることをおすすめしました。
今日は、次の段階。
「英語の発音がキレイになる秘密その③」
をお伝えしていきたいと思います!
私たち日本人が英語の発音が苦手なのは当たり前です。
英語の音と日本語の音は似ている音はあっても、基本的に別物だからです。
そして、その違いを誰からも教わったこともなければ練習したこともないからです。
でも、理屈を知って練習すれば、必ず身につきます!
ただし、「理屈もわからないまま何となく適当に練習」⇒(私も昔そうでしたが)失敗します。
「口の形」や「息の出し方」等、
日本語でわかりやすく説明してくれている教材を使ってくださいね。
かなり具体的に説明してくれているものが多数あります。
日本語で説明してあるものを使ってマスターできたら、
ネイティブの方による発音解説の動画も御覧になることをおすすめ致します。
日本語ゼロ、英語のみの動画を見ることで、
「英語脳も発達、一石二鳥です!」
例えば、「BBC LEARNING ENGLISH」の「Sounds of English」のコーナー。
何より動画1つ1つが短いので取っ付き易く、おすすめです。(詳しくはまた別の機会にご紹介しますね。)
ちなみに、
「日本語にはない英語の音」をうまく発音できるようになり、英語で言いたいことが言えるようになってくると、
日本語を話す自分とは別の人格ができたかのような、何とも面白すぎる感覚が味わえます。
そんな日々を楽しみに、練習してみて下さい。
ここからが本題です!
いくつかの音をマスターできて自信がついてきたら、
次は2語以上のフレースや文で練習してみましょう。
なぜなら、英語は「となりの音」の影響を大きく受けるからです。
音が変わったり、消えたりします。
これも全部マスターするしようと時間がかかりますので、
できそうなものだけをいくつかピックアップして練習してみましょう。
まずは1つだけでもOK。とにかくやってみることが大切!
例えば、
語頭の母音(aiueo)が直前の単語の語尾の子音(aiueo以外)とくっつくパターン。
私たち日本人は、英単語1つ1つを独立して発音する傾向がありますが、
英語には「直前にある単語の語尾の音とくっついて音が変化し」
「2つ(またはそれ以上)の単語を1つの単語のようにくっつけて発音する」
パターンがたくさんあります。
そのため、単語の切れ目がわかりにくくなり、私たち日本人が聞き取ることが難しいのですね。





「単語1つ1つの切れ目」と「音の切れ目」が一致しないのです。

でも大丈夫。
聞き取りにくい音のパターンは決まっています。
あなたもきっと聞き取れるようになります。
その聞き取りにくい音を「自分で発音できるように練習すれば良い」だけです!





「発音できる音は聞き取れる」のです!

2つ例を挙げてみますね。次の2つの英文、みなさんは、どのように発音しますか?
是非、声に出して読んでみて下さい。
①I have an apple.(私はりんごをひとつ持っています🍎)
②I was like reborn again.(私は生まれ変わったかのようでした🌟)
2つとも、語頭の母音(ここではa)が直前の単語の語尾の子音(ここではn)とくっつくパターン。
① an apple ⇒ 「 an 」「 apple 」と単語の切れ目で切らずに、「a-napple」
②reborn again ⇒「reborn」「again」と単語の切れ目で切らずに、「rebor-nagain」





赤字の箇所( 子音の「n」+母音の「a」)は音がくっつきます。

発音してみますので、こちらを聞いてみてくださいね。
この他にも色々ありますが、まずはひとつのパターンだけでも十分。
練習してみることが大切です。
1つずつでも正しく発音できる音のパターンを増やせば、
あなたの発音が相手に通じるようになり、相手の言っていることが聞き取れるようになります。
少しずつ練習してみてくださいね。
それでは、今日はこの辺りで失礼致します。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。